デザイン・コピー・企画開発力で、わかる・伝わる!クリエイティブワークを提供する株式会社ルラック

これからの小説とは・・・_MISSION:20

これからの小説とは・・・_MISSION:20

電子書籍が猛威を振るう中、これからの書籍、
とくに私の愛する小説はどうなっていくのだろうか?
子供の頃、純文学にはじまり、大御所作家のものはもちろん、新人作家のいいのが出たと言えば読みと・・・言う具合に、趣味は読書です!的にやってきた私にとっては、今後の動向が非常に気になる。昔ほど、面白いものが出なくなったなぁ〜。と、ぼやいていても面白くないので、自社に出版事業部を設けて、インディーズの世界を大切に!とインディーズ文庫(TM)を立ち上げたのだが・・・、単なる配信と出版の区別がつかない人も多く、また自主出版と企画出版の区別もつかない人も多く、説明するのが大変になっている。

それも・これも、電子書籍という形のコンセプトが、しっかりしていないせいだと思う。

  1. 自分で書いたものを、そのままの形で、「電子書籍」にして販売するのは、自費出版だ。この「電子書籍」の部分を「本」に変えて読んでみれば明瞭だ。
  2. 自分で書いたものを、そのままの形で、サイトなどで公開するのは、出版ではなく、配信である。
  3. そして、自分で書いたものを、出版事業者のプロの目を通して、審議して精査し、販売したものが通常の出版であろう。

弊社の出版事業部を通して入る情報を見ていて、これは大変なことが起こっている!と、感じでヒヤッとする。作家を目指す人の中にも、上記の区別がついていない人がいるからだ。要するに、何でもかんでも、野放しで、本を世に産み落とせる時代なのだ。自分がいいと思うからいい!でも、誤字脱字、不明瞭なストーリーの展開、落ちもまとまりもない文体・・・、それがそのまま世に出て、子供たちの目にも触れてしまうかもしれないのだ。
「○○って、言う字は、こう書いてあるけど、正しいの?学校で習ったのと違うんだね!」っなんて、ことになりかねない。

私は、たとえヒット作にはならなくても、道端に咲くタンポポのような小説に出会いたいと思っている。一人のひとの、心に、ぐっと届けば、それは良い作品だと思う。しかし、それは基本ルールを無視するような、自己満足な作品づくりでは、当然、生まれないものだ。

読書離れという言葉を聞いて久しい。こういう時代だから、文章をまともに学ぶことは難しいのかもしれない。でも、がんばろうよ!ひとつでも多くの良い作品を世に送り出すために。

読者一人ひとりのニーズに合った作品づくり、それが、電子書籍の時代に弊社ルラックがはじめた出版事業「インディーズ文庫C・HIMEレーベル」のポリシーだ。そして、広告宣伝の企画制作というクリエイティブMISSIONを手がけてきたクリエイティブディレクターやコピーディレクター、アートディレクターだから、できること。

出版のニーズは、「大ヒット作を読みたい」から、「わたしの好きな本」といった個人の傾向を取り込む方向へ・・・電子書籍の普及とともに変わっていくと思う。その時、自信を持って読者にお届けできる作品を作れるように日夜努力したいと思う。

インディーズ文庫のクリエイティブMISSIONとは

  1. クリエイティブディレクター、コピーディレクターなどのクリエイティブチームを編成し、まずは本読み・校正がはじまります。
  2. 作品ごとに具体的に、発想・企画、文章に関してもジャッジメントさせていただきます。
  3. 審査結果を作家さんにお伝えし、出版に向かうものは、修正・追加をご相談しながら、さらに良い作品に磨いて仕上げていただきます。

クリエイティブに関しての質問がありましたら、ご連絡ください。


a:3142 t:1 y:0

コメント


認証コード6243

コメントは管理者の承認後に表示されます。

powered by HAIK 7.3.8
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. HAIK

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional