デザイン・コピー・企画開発力で、わかる・伝わる!クリエイティブワークを提供する株式会社ルラック

制作系クリエイティブ会社って?_MISSION:37

制作系クリエイティブ会社って?_MISSION:37

前回のお話しの中で、デザイン関係の企画制作を行うプロダクションには、弊社のようにクリエーターが経営者というところと、経営を勉強した営業系出身の社長が経営者と言うケースがあり、どちらも利点欠点はあるということに少し触れたので、今回はその利点欠点について記載しよう。

まずクリエーターが経営者である場合、やっぱり営業は不得手のようだ。わたしも、またわたしの友人たちもそうだ。類は友を呼ぶとばかりに、そういう人ばかりが集まっちゃったのかもしれないが、根本的にそういうことを学んでいないし、そういうのが苦手な人も多いと思う。

ただ良い作品は創っている訳だから、営業に持ち込む作品には事欠かない。しかし、その後の押しが足りないのか、どうも上手くないのだ。

営業系出身の社長が経営者の場合は、その部分では強い。しかし、企画や制作は自分で行っていないだけに、入ってくる仕事が質より量になりがちだ。

さてどっちがいいのか? 利点も欠点もあると言うのはそういうこと。

これは使う側から判断していただくの一番だと思う。

  • 仕様が決まっていて、説明も簡単なものなら、コストがすぐハジける営業系のプロダクションへ。
  • どういうものを創ったら顧客効果があるのか? どういうデザインやコピーがいいのかよくわからないなど、相談からはじめたいのなら、プランニング・デザイン・コピーライターと直接、話ができる制作プロダクションへ・・・、
    と言う訳だ。

これは就職でも同じだろう。
どういう傾向の仕事がしたいのかで、まずは、上記の2択は選択できる筈だ。

いままで、メーカーや企業広報部の方は、どういう案件であり、代理店に話せばなんとかなっていたと思う。しかし昨今、ニッチな話題が多くなるにつれ、そうも行かなくなってきているのが現実だ。

代理店に話すと、そこから専門の代理店に伝わり、その先の制作プロダクションへ話しが流れていく訳だ。

しかし代理店も制作プロダクションも、少しずつ内容が変わり、姿が変わり、また姿を消してしまったところもあり・・・。規則が不規則になってきている。

今が過渡期と言えば、そうかもしれない。

だが今後どうなるのか? だれもはっきりは見えていない気がする。

時代の狭間、そんな時のクリエーターの役割は?・・・

  1. わたしの場合は、それがわかるまで、たくさんの仕事をこなすことだと思っている。
  2. そうしているうちにいろいろな人と出会う。またそこから生まれてくる、どんな相談事でも聞ける体制をつくるようにしている。
  • 前回、ヘナチョコ記憶術が役立つというお話をしたが、そう言えば、また一つ役立っていることを思い出した。これもヘナチョコなのだが、“人の思いや記憶がなんとなく映像で見える”ってこと。※このことは、いずれまた。

話しを戻すと・・・
最近、日本人には不得手なコミュニケーション能力を高めようとか、TVなどで言っているが、ここで勘違いしてはいけないのが、主張することも大事だが、人の話を聞くことはもっと大事だということ。


クライアントの話をよく聞いて、何を欲しているのかをつかみ、それをいろいろな形、いろいろな企画で提案していくこと。これは企画・デザイン・コピーワークを全部クリアできるクリエイティブディレクターでないとできない仕事と言えよう。


デザインやコピーワーク・取材など、またその他相談のお問い合わせは、こちらへ。


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